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結論:ゴミ出しの軽さで選ぶなら紙(KMN-70N)、流せることが最優先ならおから
結論から書きます。アイリスオーヤマの猫砂は「紙タイプ(KMN-70N)」と「おからタイプ(OCN-70N)」で迷いますが、燃えるゴミに出せて袋が軽いことを重視するなら紙、トイレに流して処理を完結させたいならおからです。うちは軽さとゴミ出しを取って、紙のKMN-70Nを常用しています。
ここから先は、なぜその結論になったのかを、田舎の古民家で保護猫2匹と暮らしている立場から具体的に書いていきます。カタログのスペックを並べ替えただけの比較ではなく、「ホームセンターまで車で往復40分」という買い出し事情まで込みの判断です。同じような環境の方には、そのまま使える結論になるはずです。

この記事を書いた人:ゆう(nekoice.net 筆者)
25歳。田舎の古民家に移住して3年目、保護猫2匹と暮らす在宅フリーランスエンジニアです。こたつ作業で腰を痛めてデスク環境を作り直した経験から、実際に自分で買って使ったもの・失敗したものだけを書いています。猫砂は毎月確実に減っていく消耗品なので、「一度決めたら効き続ける買い物」として真剣に比べました。この記事で扱うアイリスオーヤマの紙の猫砂 KMN-70N とおから猫砂 OCN-70N は、どちらも実際に自宅で使っています。
前提:田舎で猫を飼うと「砂の重さ」が生活コストになる
猫砂の比較記事はたくさんありますが、たいてい「消臭力」と「固まり方」の話で終わります。都市部に住んでいるならそれで十分だと思います。でも田舎では、もうひとつ大きな軸があります。買い出しと、ゴミ出しです。
うちからいちばん近いホームセンターまで、車で往復40分かかります。猫砂を切らすと、その日の午後が丸ごと消えます。しかも猫砂は容積が大きいので、ついでに買える量にも限界があります。「今日は米も買ったから猫砂は次でいいか」を繰り返した結果、砂が足りなくなって焦る——移住してから何度もやりました。
だからうちはネットで箱買いして、玄関まで運んでもらう方式に切り替えました。これが本当に効きます。重い袋を車に積んで、駐車スペースから土間まで運ぶ工程がまるごと消えるからです。猫砂に限らず、田舎暮らしでいちばん節約できるのは「買い出しに使う時間と体力」だと思っています。
もうひとつがゴミ出しです。田舎の集積所は家から離れていることが多く、うちも歩いて数分あります。使用済みの猫砂は水分を吸って重くなるので、素材が重い砂を選ぶと、その重さを毎週自分で運ぶことになります。鉱物系(ベントナイト)が消臭に強いのは知っていますが、うちが最終的に紙かおからの二択になったのは、この事情が大きいです。

アイリスオーヤマ 紙の猫砂 KMN-70N の基本情報
まず、うちで常用している紙タイプの中身を確認しておきます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 製品名 | アイリスオーヤマ 紙の猫砂 KMN-70N |
| 素材 | 紙製(ペレットタイプ) |
| 形状 | 固まるタイプ |
| 容量 | 7L×6袋(合計42L)のまとめ買いセット |
| 捨て方 | 燃えるゴミ/トイレに流せる(※後述の注意あり) |
| 価格 | 3,680円(税込・記事作成時点) |
| 楽天レビュー | 4.21/5,650件(記事作成時点) |
42Lで3,680円なので、1リットルあたりおよそ88円という計算になります(記事作成時点の価格から算出)。猫砂の単価はリットル単価で見るのがいちばん比較しやすいので、他の砂を検討するときもこの数字を基準にしてみてください。袋のサイズも容量表示もメーカーごとにバラバラなので、「1袋いくら」で比べると必ず判断を間違えます。
レビュー件数が5,000件を超えているのは、選ぶうえで地味に重要です。猫砂は猫との相性がある商品なので、母数が小さいレビューは当てになりません。件数が多いほど「うちの猫だけ特殊だった」というノイズが薄まります。
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3,680円(税込・記事作成時点)
楽天レビュー 4.21(5650件)
※価格・在庫は変動します。最新の情報は楽天市場でご確認ください。
紙(KMN-70N)とおから(OCN-70N)の比較表
同じアイリスオーヤマの猫砂でも、素材が違えば向いている家庭が変わります。うちで両方を使ったうえでの比較が次の表です。
| 比較軸 | 紙の猫砂 KMN-70N | おから猫砂 OCN-70N |
|---|---|---|
| 素材 | 紙(再生紙などの紙製ペレット) | おから(大豆由来の食品原料) |
| 固まり方 | 固まるタイプ | 固まるタイプ。うちで使った感じではガッチリ固まる |
| トイレに流せるか | 流せる仕様(※配管環境による) | 流せる仕様(※配管環境による) |
| 燃えるゴミに出せるか | 出せる(自治体の区分に従う) | 出せる(自治体の区分に従う) |
| 重さ | 軽い。紙なので同じ容積の鉱物系より明確に軽く、袋の持ち運びとゴミ出しが楽 | 紙より重い。大豆由来の粒なので密度がある |
| ニオイ | 消臭仕様。日常使いで困る場面はない | 湿気の多い日でもオシッコのニオイをかなり抑えてくれた |
| 誤食への安心感 | 紙製 | 食品由来の原料なので、口に入る可能性を気にする家庭では安心材料になる |
| 向いている家庭 | 袋の運搬とゴミ出しを軽くしたい家庭/まとめ買いで在庫を持ちたい家庭 | 「流せる」ことが要る家庭/多湿でニオイに困っている家庭 |
表を見ると分かるとおり、「どちらが優れているか」ではなく「どちらの制約に合うか」という比較になります。うちは軽さを取りました。その理由を次に書きます。
紙のKMN-70Nを常用に決めた3つの理由
理由①:袋が軽いので、箱買いが現実的になる
紙の猫砂の最大の武器は軽さです。素材が紙なので、同じ容積の鉱物系と比べると持ったときの感覚がまるで違います。これが効くのは2つの場面です。
1つは受け取ってから土間に運ぶまで。42Lのまとめ買いセットは箱としては大きいのですが、紙なので重量的には無理がありません。腰を痛めた経験がある身としては、ここは本当に重要です。重い荷物を中腰で持ち上げる動作を、月に何度も繰り返す生活は続きません。
2つめはゴミ出しです。使用済みの猫砂は尿を吸って重くなるので、元の素材が軽いほど最終的な袋も軽くなります。集積所まで歩く距離がある家では、この差が毎週効いてきます。
理由②:燃えるゴミで完結するので、処理を考えなくていい
紙の猫砂は燃えるゴミとして出せます(区分は自治体に従ってください)。これは「流せる」よりも汎用性が高い性質です。
というのも、古い家では「流せる」を素直に使えないことがあるからです。古民家の配管は細かったり傾斜が緩かったりしますし、浄化槽の家庭も田舎では珍しくありません。製品が流せる仕様でも、家の側が受け止めきれないなら意味がありません。うちも配管に不安があるので、基本は流さずに燃えるゴミに出しています。
その点、紙の猫砂は「軽くて燃えるゴミに出せる」という、田舎の家の事情と正面から噛み合う組み合わせです。トイレに流す前提を外しても運用が破綻しません。
理由③:ペレットタイプなので飛び散りが読みやすい
KMN-70Nはペレットタイプ(粒状)です。細かい粉状の砂と比べると、猫がトイレを出るときに足裏に付いて運ばれる量が読みやすく、掃除の範囲が想定内に収まります。
古民家は畳の部屋が多く、細かい砂が畳の目に入るとやっかいです。掃除機で吸い切れず、結局は目に沿ってブラシをかけることになります。粒が大きめであることは、畳の家では地味に大きなメリットだと感じています。

正直に書く:紙の猫砂が向かない家庭
いいところだけ書いても役に立たないので、向かないケースも書いておきます。
ニオイの条件が厳しい家
紙の猫砂も消臭仕様ですが、うちで両方を使ってはっきり違いを感じたのは湿気が高い日でした。おからのOCN-70Nは、田舎の湿気が多い日でもオシッコのニオイをかなり抑えてくれます。梅雨時の古民家は本当に湿気がこもるので、この差は実感としてありました。
だから「とにかくニオイを抑えたい」「多湿の部屋にトイレを置くしかない」という家庭には、おからのほうを勧めます。ここは素材の性質なので、こまめな掃除で完全に埋められる差ではありません。
とにかく流して処理を終わらせたい家
ゴミ出しの日まで使用済みの砂を家に置いておきたくない、という考え方は理解できます。集合住宅や、ゴミの回収頻度が少ない地域だとなおさらです。この場合は流せることを最優先にした選び方になります。
ただし繰り返しになりますが、製品が「流せる」でも、家の配管が古ければ判断は変わります。築年数が古い家や浄化槽の家では、流す前に一度確認してください。詰まらせたときの費用と手間は、猫砂を数年分買えるくらいになります。
猫が粒の感触を嫌がる場合
これは製品の良し悪しではなく相性の問題ですが、猫は足裏の感触に敏感です。細かい砂に慣れている猫は、ペレットタイプに切り替えたときに一時的に嫌がることがあります。切り替え方は後述しますが、いきなり全部を入れ替えないことが鉄則です。
おからのOCN-70Nを選んだほうがいい家庭
ここまで紙を推してきましたが、うちはおからのOCN-70Nも使っています。使い分けの基準ははっきりしていて、「流せること」または「多湿環境でのニオイ対策」が要る場面ではおからです。
おからは大豆由来の食品原料から作られた猫砂です。素材が食品由来であることは、猫が砂を口に入れてしまう可能性を気にしている飼い主にとって、心理的な安心材料になります。特に子猫を迎えたばかりの時期や、砂で遊ぶ癖のある猫がいる家庭では、この点を重視する人が多いはずです。
そして、うちで実際に感じたおからの強みが2つあります。1つは、田舎の湿気が多い日でもオシッコのニオイをかなり抑えてくれること。もう1つは、ガッチリ固まるので取り除きの掃除が楽なことです。固まりがしっかりしていると、スコップですくうときに崩れて底に散らばる量が減ります。毎日2回の作業なので、ここが楽なのは効きます。
ニオイと掃除のしやすさで選ぶならおから、軽さとゴミ出しで選ぶなら紙。これがうちの結論です。片方が完全な上位互換ということはありません。
猫砂は「リットル単価 × 交換頻度」で本当のコストが決まる
猫砂のコストを袋の値段で比べるのは危険です。実際に効いてくるのはリットル単価と、交換の頻度の掛け算だからです。
KMN-70Nなら42Lで3,680円、リットル単価はおよそ88円(記事作成時点)。ここに「どのくらいの頻度で足すか・全部替えるか」が乗って、はじめて月あたりの金額が出ます。そして交換頻度は、砂の種類とトイレの方式で大きく変わります。固まるタイプと崩れるタイプでは、全部交換の間隔が倍以上違うこともあります。
この部分は猫のトイレ砂の交換頻度は方式で倍変わる|システムトイレなら45〜60日【古民家3年目・実測】で、方式ごとに分けて実測値を書いています。砂を選ぶ前にトイレの方式を決めるほうが順番として正しいので、まだ方式が固まっていない方は先にそちらを読んでみてください。
もうひとつ、システムトイレを使う場合は下段のペットシーツ代も毎月かかります。こちらは猫のペットシーツはコスパで選ぶ【2026年】月の枚数で比較で、月に何枚使うかから逆算して比較しました。猫のトイレまわりの固定費は「砂+シーツ+消臭」で1セットなので、砂だけ安くしても総額はあまり動かないことがあります。
ニオイ対策のグッズを足すかどうかで迷っている方は、【2026年】猫の消臭剤で最強はどれ?多頭飼いの尿臭を比較もあわせてどうぞ。砂を変えるべきか消臭剤を足すべきかは、判断が分かれるところです。

まとめ買い・在庫の持ち方(田舎ならではの注意点)
ネットで箱買いする最大の利点は、玄関まで運んでもらえることです。ただし、まとめ買いには在庫を置く場所の問題がついてきます。うちが気をつけているのは次の3つです。
- 湿気の少ない場所に置く:紙もおからも水分を吸う素材なので、湿気の多い場所に長く置くと本来の吸水力が落ちます。古民家は場所によって湿気の差が大きいので、床に直置きせず、風の通る棚の上などに置いています。
- 相性を確かめてからまとめ買いする:猫が使ってくれない砂を42L抱えるのは精神的にきついです。初めての銘柄は少量から試して、問題なければセットに移るのが安全です。
- 切らす前に発注する:田舎は配送に日数がかかることがあります。「残り1袋になったら注文」をルールにしておくと、往復40分の緊急買い出しが発生しません。
猫砂は必ず減ります。買い忘れて困るのは自分ですが、我慢するのは猫です。ここは仕組みで解決するのが正解だと思っています。
砂を切り替えるときの手順
いま別の砂を使っていて、紙やおからに変えたい場合の手順です。いきなり全部入れ替えると、猫が使わなくなることがあります。
- 1〜2割だけ混ぜる:今の砂に新しい砂を少量混ぜて、感触に慣れさせます。
- 1〜2週間かけて比率を上げる:問題なく使っているのを確認しながら、新しい砂の割合を増やしていきます。
- 全部交換のときも匂いを残す:使用済みの砂をひとすくいだけ新しい砂に混ぜておくと、猫が「自分のトイレだ」と認識しやすくなります。
- 粗相が出たら一段戻す:トイレ以外で排泄が出たら、比率を前の段階に戻して様子を見ます。しつけの問題として叱るのは逆効果です。
猫が2匹以上いる家庭では、切り替えの受け入れに個体差が出ます。うちも同じ環境で反応が違いました。全頭が問題なく使うまで、焦らないほうが結果的に早いです。
よくある質問(FAQ)
Q. アイリスオーヤマの紙の猫砂 KMN-70N とおから猫砂 OCN-70N、結局どっちを買えばいいですか。
A. 袋の運搬とゴミ出しを軽くしたい、燃えるゴミで処理を完結させたいなら紙のKMN-70Nです。トイレに流して処理を終わらせたい、あるいは湿気が多い部屋にトイレを置いていてニオイに困っているならおからのOCN-70Nです。うちは軽さを優先して紙を常用しています。
Q. 「トイレに流せる」と書いてあれば、そのまま流していいですか。
A. 一度に流す量は必ず製品の指示を守ってください。そのうえで、築年数の古い住宅や浄化槽の家庭では詰まりの原因になることがあります。うちは古民家で配管に不安があるため、流さずに燃えるゴミとして出しています。判断に迷うなら流さないほうが安全です。
Q. 42L(7L×6袋)は多すぎませんか。
A. 猫の頭数とトイレの数によりますが、消耗品なので余ることはありません。むしろ田舎では買い出しの回数を減らせるメリットが大きいです。ただし初めての銘柄なら、まず少量で猫との相性を確かめてからセットに移ることをおすすめします。
Q. 紙の猫砂は消臭力が弱いと聞きますが、実際どうですか。
A. KMN-70Nは消臭仕様で、日常使いで困る場面はありませんでした。ただし、うちで両方を使った実感として、湿気が高い日はおからのほうがニオイを抑えてくれます。多湿環境が前提なら素材で差が出ると考えてください。
Q. 猫砂のコストはどうやって比べるのが正しいですか。
A. 1袋の値段ではなくリットル単価で比べてください。KMN-70Nなら42Lで3,680円なので1Lあたり約88円です(記事作成時点の価格から算出)。そのうえで交換頻度を掛けると月あたりの実コストが出ます。袋の容量表示はメーカーごとにバラバラなので、袋単位で比べると必ず判断を誤ります。
まとめ:制約から選べば猫砂は迷わない
アイリスオーヤマの猫砂は、紙(KMN-70N)もおから(OCN-70N)も完成度が高く、「どちらかがダメ」という比較になりません。だからこそ、自分の家の制約から決めるのがいちばん速いです。
- 袋を運ぶのがつらい・ゴミ出しの距離がある・まとめ買いで在庫を持ちたい → 紙のKMN-70N
- トイレに流して処理を完結させたい・多湿の部屋でニオイに困っている → おからのOCN-70N
うちは前者だったので、紙のKMN-70Nを常用にしました。ホームセンターまで往復40分という条件では、ネットで箱買いして玄関まで運んでもらえることの価値がとにかく大きい。重い袋を持ち上げる回数が減るだけで、生活はかなり楽になります。
猫砂は毎月確実に減る消耗品です。一度自分の家に合うものを見つけてしまえば、その判断はずっと効き続けます。逆に合わないものを惰性で使い続けると、コストも手間もニオイのストレスも、毎月払い続けることになります。買い替えのタイミングは、見直すいい機会です。
\ 軽さとゴミ出しで選ぶなら、うちの常用はこれです /
アイリスオーヤマ 紙の猫砂 KMN-70N(7L×6袋セット)
3,680円(税込・記事作成時点)
※価格・在庫は変動します。最新の情報は楽天市場でご確認ください。
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